【発達障害でも大丈夫】証券口座はネットで開ける
「投資を始めたいけど、口座開設って難しそう…」「窓口に行かないといけないの?」「手続きで失敗したらどうしよう」。
そんな不安を感じていませんか?
この記事では、発達障害やうつ病を抱えながらも、実際にネット証券口座を開設し、NISAで積立投資をしている私の経験をもとに投資の第一歩について紹介します。
- ネット証券を開設する理由
- ネット証券口座の特徴
- スマートフォン一台で完結する開設方法
証券口座を開くのに窓口に行く必要も、誰かと話す必要もありません。
一度設定すれば、あとはほったらかしでOKです!

「口座開設」という最初の壁
投資を始めようと思ったとき、最初に立ちはだかる壁が「証券口座を開く」という作業です。
手続きが苦手、書類を途中で放置してしまう、窓口でうまく話せるか不安。
こういった悩みはADHDやASDを持つ方に特に多く聞かれます。

「やろうと思ったけど、なんとなく後回しにしてしまった」という経験がある方もいるのではないでしょうか。
でも実際に口座を開いた方の多くが口をそろえて言うのは、「思っていたより全然簡単だった」ということです。

手続き関連が苦手な私でも、簡単に開設できました!
ここでは、その手続きを一つ一つ丁寧に解説しながら、発達障害を持つ人がつまずきやすいポイントも合わせて説明していきます。
なぜ「ネット証券」を選ぶのか
証券会社には大きく分けて2種類あります。
| 種類 | 特徴 |
|---|---|
| 対面証券 | 窓口で担当者が対応。手数料が高い |
| ネット証券 | スマホ・PCで完結。手数料が安い |
発達障害を持つ人にネット証券をおすすめする理由は3つあります。
① 人と話さなくていい
窓口に行くと、担当者からさまざまな金融商品を勧められてしまいます。
断るのが苦手なADHD・ASD傾向の方にとって、これは大きな消耗です。
ネット証券なら、自分のペースで、自分だけの判断で手続きを進められます。
② 手数料が圧倒的に安い
対面証券では購入時に1〜3%の手数料がかかることもありますが、ネット証券でインデックスファンドを積み立てる場合、購入手数料は基本的にゼロです。
長期投資においてはこの手数料の差が、最終的な資産額に大きく影響します。
③ スマホで管理できる
外出や電話が苦手でも問題ありません。
口座開設から積立設定まで、すべてスマートフォンで完結します。

ネット口座開設のメリットとデメリット
メリット
・24時間いつでも申し込める
思い立った夜中でも申し込みができます。
「やろうと思ったときにすぐ動ける」は、先延ばしをしやすいADHDの特性と相性が良いです。
しかも、楽天証券やSBI証券などでは口座開設完了までの日数が最短翌営業日なのも嬉しいポイントです。
・書類の郵送が不要(マイナンバーカードがあれば)
マイナンバーカードを持っていれば、本人確認もスマホで撮影するだけで完了します。
郵送の手間も、「どこに送ったかわからなくなる」という混乱も起きません。
・余計な商品を勧められない
ネット証券では、自分が選んだものしか買いません。
「担当者に言われるがまま買ってしまった」という失敗が起きにくい環境です。
・積立の自動化ができる
一度設定すれば、毎月決まった日に自動で積立が行われます。
「やり忘れた」「確認し忘れた」という事態になりません。
デメリット
・わからないことを人に聞けない
困ったときに「誰かに直接聞く」ことができません。
ただし、楽天証券・SBI証券ともにチャットや電話サポートがあります。
また、わからないことはネット検索で大抵解決できます。
・自分で判断しなければならない場面がある
「特定口座か一般口座か」「NISA口座を同時に開くか」など、いくつかの選択を自分でする必要があります。
ただし、この記事ではその判断のポイントも説明するので、安心してください。
・本人確認に数日かかることがある
マイナンバーカードがない場合、書類の郵送が必要になり、口座開設まで1〜2週間かかることがあります。
マイナンバーカードを先に用意しておくとスムーズです。
楽天証券 vs SBI証券、どちらを選ぶ?
ネット証券の2大巨頭が楽天証券とSBI証券です。
どちらも優秀で、インデックス投資をほったらかしでやる分には、どちらを選んでも正解です。
ただ、「どちらでもいいと言われると逆に決められない」という方のために、特徴を比較してみます。
楽天証券の特徴
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| アプリの使いやすさ | シンプルで直感的。初心者に優しい |
| ポイント | 積立で楽天ポイントが貯まる |
| 楽天銀行との連携 | 「マネーブリッジ」で普通預金の金利が上がる |
| サポート | チャット・電話対応あり |
楽天証券の強みはアプリのわかりやすさと楽天経済圏との連携です。
楽天カードや楽天銀行をすでに使っている人は、積立でポイントが貯まるため、実質的にお得になります。
SBI証券の特徴
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 国内最大級。実績と信頼感がある |
| ポイント | Vポイント・Pontaポイントなど複数対応 |
| 商品ラインナップ | 取扱商品数が非常に多い |
| サポート | チャット・電話対応あり |
SBI証券の強みは実績と商品の多さです。
ただし、楽天証券のアプリやサイトと比べると、「どこを見ればいいかわからない」と感じる方もいます。
結論:迷ったら楽天証券
正直なところ、積立NISAで全世界株式(オール・カントリー)やS&P500を買うだけであれば、どちらを使っても結果はほぼ同じです。
それでも迷うなら、楽天証券をおすすめします。
理由はシンプルで、アプリが見やすく、操作がわかりやすいからです。
発達障害を持つ方は、情報が多いと処理に疲れてしまったり、どこを押せばいいかわからなくなったりすることがあります。
楽天証券のアプリは余計な情報が少なく、迷いにくい設計です。
すでにSBI証券で口座を作ってしまった方は、そのまま使い続けて問題ありません。
これから選ぶなら楽天証券、という話です。
楽天証券の口座開設:ステップごとの流れ
実際の手続きを、できるだけ細かく分解して説明します。
準備するもの
- スマートフォン
- マイナンバーカード
- メールアドレス
マイナンバーカードがあると手続きが最短で完了します。
まだ持っていない方は、この機会に申請しておくことをおすすめします。
ステップ1:楽天証券の公式サイトにアクセスして申し込みを開始する
楽天証券の公式サイトから「口座開設」ボタンを押します。
まずメールアドレスを登録し、届いたメールのリンクから手続きを続けます。
ステップ2:本人確認書類をスマホで撮影する
マイナンバーカードをカメラで撮影します。
表面・裏面・顔写真などの撮影を求められます。

光の当たり方に注意すれば、特に問題はありません。
ステップ3:基本情報を入力する
氏名・住所・生年月日・職業などを入力します。
選択式の項目が多いので、一から文字を打つ必要はほとんどありません。
ステップ4:特定口座(源泉徴収あり)とNISA口座を開設する
納税方法の選択画面で、
- 特定口座(源泉徴収あり)
- 特定口座(源泉徴収なし)
- 一般口座
の3つから一つを選ぶ画面が出てきます。
これは投資で得た利益を自分で確定申告して納税するか、証券会社にお願いするかを選択するもので、多くの方は面倒がない特定口座(源泉徴収あり)でOKです。
※特定口座(源泉徴収あり)は確定申告の必要がありません。
続いて、NISA口座の案内画面が出てきます。
ここは「口座開設する」を選んでください。
NISAは利益が非課税になる制度です。
NISA口座を使わない理由がありません。
後から申し込むこともできますが、最初にまとめて開設しておく方が手間が減ります。
ただし、このあとFX口座や信用取引口座の申込画面が出てきますが、コツコツと全世界株式(オール・カントリー)やS&P500を積み立てていく皆さんには不要なので、申し込む必要はありません。
ステップ5:審査・口座開設完了を待つ
ログインパスワードを設定し、申し込みが終わると審査に入ります。
マイナンバーカードで手続きをした場合、最短で翌日〜数日で口座が開設されます。
完了するとログインIDがメールで通知が届きます。
まとめ
- 証券口座はスマートフォンで、家から出ずに開設できる
- ネット証券は手数料が安く、余計な勧誘がない点で発達障害の方に向いている
- 楽天証券とSBI証券はどちらも優秀だが、迷ったら楽天証券
- マイナンバーカードがあれば手続きはスムーズ
- NISA口座は最初に一緒に開設しておく
- 楽天証券を開設する場合は、楽天銀行も一緒に開設すれば「マネーブリッジ」という連携設定をすることで普通預金の金利が上がるのでおすすめ
口座を開くこと自体は、思っているより難しくありません。
次の記事では、口座が開いたあとに実際に何を買えばいいか、そして積立の設定方法を説明します。
