【障害者雇用を経験した私の体験談】自分にあった働き方を探そう!
「障害者雇用で働き始めたけど、雑用ばかりで全然やりがいがない…」
「任される仕事が簡単すぎて、自分は本当に必要とされているのかな」
「やることがない時間が苦痛で、出勤するのがしんどい」
そんな本音を、誰にも言えずに抱え込んでいませんか?
この記事を書いている私自身、精神障害(うつ病)で障害者雇用の事務職に就き、「やりがいのなさ」と「暇すぎる時間」に心をすり減らして退職した一人。
給料の安さよりも、「自分はここにいていいのか」という存在意義のなさのほうが、何倍も辛かったです…。
同じように感じている方は、決してあなただけではありません。
この記事を読み終えるころには、こんな未来が見えてきます。
- なぜ障害者雇用で「やりがいを感じづらかった」のか、その本当の理由が分かる
- 同じ苦しみを経験した私のリアルな体験談から、「自分だけじゃない」と心が軽くなる
- やりがいを取り戻すための具体的な3つの選択肢が分かる
- 「このままでいいのかな」というモヤモヤから抜け出す第一歩が見つかる
同じ場所で立ち止まっていたあなたの背中を、そっと押せたら嬉しいです!
障害者雇用の最大のデメリットは「やりがいを感じづらい働き方」になりがちなこと
障害者雇用は職場にもよりますが、配慮があり安心して働ける反面、「任される仕事が限定的で、やりがいを感じづらい」という大きなデメリットがあります。
そして、このやりがい不足は、想像以上に、心と体を蝕みます。

「給料が安い」ことよりも、「自分の仕事に意味を見出せない」「必要とされていない気がする」という感覚のほうが、メンタルに深いダメージを与える。
これは私が身をもって経験した、紛れもない事実です。
でも、ここで諦める必要はありません。
やりがいを取り戻す道は、ちゃんとあります。
障害者雇用の「やりがい」を感じづらい理由4選
「自分のメンタルが弱いせいだ」と責めないでください。
やりがいを感じづらいのには、構造的な理由があります。
それは、以下の4つの理由にあります。
- 任される業務が「簡単な定型作業」に限られがち
- 「壊れ物扱い」で挑戦の機会が与えられない
- 「やることがない」時間ほど、しんどいものはない
- キャリアパスが見えない=成長実感がゼロ
では、詳しく見ていきましょう。
理由①:任される業務が「簡単な定型作業」に限られがち
データ入力・コピー・書類整理・封入作業…。
障害者雇用で任される業務は、誰にでもできる簡単な作業に偏りがちです。
配慮の裏返しなのは分かっていても、「私じゃなくてもいい仕事」ばかりを続けるのは、確実に心をすり減らします。
理由②:「壊れ物扱い」で挑戦の機会が与えられない
「無理させないように」という配慮が、いつの間にか「期待されていない」に変わっていきます。
新しい仕事を覚えたい、もっと貢献したい。
そんな気持ちを伝えても「いいよ、無理しないで」と遠慮される。
優しさのはずなのに、なぜか心が冷えていきます。

理由③:「やることがない」時間ほど、しんどいものはない
これは経験した人にしか分からないかもしれません。
業務量が極端に少なく、何時間もやることがない日があります。
「何かお手伝いできることありますか?」と聞いても「大丈夫だよ〜」と返される。
ただ椅子に座って時計を眺める時間が、どれほど苦痛か…。
理由④:キャリアパスが見えない=成長実感がゼロ
昇進・昇給・新しい挑戦。
一般雇用なら当たり前にあるものが、障害者雇用にはほぼありません。
「1年後も3年後も、今と同じ仕事をしている自分」しか想像できない。
給料が上がらないのも、結局はここに原因があります。

【体験談】「私、ここにいる意味あるのかな」と毎日落ち込んでいた頃の話
ここからは、私自身のリアルな話です。
今、同じ場所で苦しんでいる方に届きますように。
「やっと働ける」と希望に満ちていた入社日
うつ病の診断を受けてから、長いブランクを経てやっと就職できた障害者雇用の事務職。
「今度こそ自分の居場所を見つけたい」と、本当に希望に満ちていました。
※今振り返ると発達障害の傾向もあったように思いますが、当時はまだ診断されていませんでした。診断は「うつ病」のみで働いていた頃の話です。
現実は、データ入力とコピーと雑用の繰り返し
でも、任される仕事は、こんな業務の積み重ねでした。
- データ入力
- コピー取り
- シュレッダー
- 備品の補充
「これ、本当に私じゃなくてもよくない?」と感じる仕事ばかりでした。
「もう少し責任のある仕事をやらせてもらえませんか」と勇気を出して伝えても、返ってくるのは「いいよ、無理しないで」の優しい言葉。
優しいはずなのに、突き放されたような気持ちになりました。
一番つらかったのは「やることがない午後」
本当にしんどかったのは、業務がない時間です。
午後2時、すべての仕事が終わってしまい、退勤までの3時間、何もすることがない。
「何かやることありますか?」と聞いて回っても、「大丈夫だよ〜」と笑顔で返される。
ただ椅子に座って、パソコンの画面を見ているフリをして、時計の針を眺める。
「私、ここにいる意味あるのかな」と、何度も落ち込んでいました。
やりがいの喪失が、体調とメンタルを一気に崩した
「必要とされていない自分」を毎日感じ続けるうち、自己肯定感は地面の下までガタ落ち。
朝起きられない、頭痛がする、涙が止まらない。
うつ病の症状も一気に悪化し、最終的には体調を崩して退職することになりました。

給料が安いのも辛かった。
でも、それ以上に「自分の存在価値がわからなくなった」ことが、何より私を壊しました。
就労移行支援・B型事業所も経験して見えてきたもの
退職後は就労移行支援事業所に通所し、再び障害者雇用や就労継続支援A型で働くことを目標に約2年間頑張っていました。
しかし、就労移行支援の支援員から就職は難しいのではと判断されたため、その後は就労継続支援B型事業所の作業にもチャレンジ。
初めの数回は通所し、あとは在宅ワークがメインでした。
それぞれに学びはありましたが、「やりがい」という意味では、まだ何かが足りない感覚が残りました。
そこで気づいたんです。
「働く場所」を変えるだけでは、根本的な解決にならない。
必要なのは、「自分のやりたいこと・できることを軸に、働き方ごと設計し直す」ことだったんです。
今は、主婦をしながらブログでフリーランスを目指しています
今の私は、主婦業をしながら、自宅でブログを書いています。(それまでは、1年ちょっとWebライターの案件を受けていました)

しかし、初めからWebライターやブログを始めていたわけではありません。
その前は、自分が気になる(在宅でできる)仕事を色々やってみようと思い、アパレルせどりにもチャレンジしてみました。
※せどりとは?
商品を安く仕入れて、仕入れ値よりも高く販売してその差額で利益を得る物販ビジネスのことです。
転売とは違く、せどりは特に「掘り出し物を見つけて適正価格で販売する」というニュアンスが強く、初心者でも手軽に始められる副業として広く知られています。
収益は少し合ったものの、売上の計算などの数字が苦手で、あまり長くは続きませんでした。
そのため、次に興味があったブログやWebライターの仕事に落ち着いたわけです。
自分の体験が、誰かの役に立つ。
その手応えこそが、あの頃あんなに渇望していた「やりがい」そのものでした。

まだ収入は大きくありません。
でも、「今日も自分の言葉で誰かに届けられた」という実感が、毎日の自分を支えてくれています。

あの頃の私には、本当に想像もできなかった景色です♪
「やりがい」を取り戻すための3つの選択肢
もしあなたが今、過去の私と同じように「やりがいのなさ」に苦しんでいるなら、選択肢は決して1つではありません。
①「仕事内容」を軸に障害者雇用を選び直す
同じ障害者雇用でも、企業によって任される業務の幅は驚くほど違います。
「やりがいを感じられる仕事内容」を条件に転職するのは、立派な選択肢です。
障害者雇用専門の転職エージェントやハローワークの障害者専用窓口なら、業務内容まで詳しく教えてもらえるので、ミスマッチをかなり減らせます。
②就労移行支援で「自分のやりたい仕事」を再設計する
「次は何がしたいのか自分でも分からない」という方は、就労移行支援で自己理解・スキル習得・キャリア設計をやり直すのもおすすめ。
私自身、ここで学んだ「自分の取扱説明書」は、今でも財産です。

③在宅ワーク・副業・フリーランスで「自分で仕事を作る」
誰かに仕事を「与えてもらう」のではなく、自分の好きなこと・得意なことで、自分で仕事を作る働き方。
- ブログ
- Webライター
- ハンドメイド販売 など
未経験から始められる仕事はたくさんあります。
やりがいを「自分で設計できる」のが、何よりの魅力です。
今の私が選んでいる道です。
【まとめ】大切なのは「自分に価値がない」と思い込まないこと。環境を変えれば、環境を変えれば、輝ける場所は必ずある
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
最後に、今日お伝えした内容をシンプルに整理しておきますね。
- 障害者雇用の最大のデメリットは「やりがいを感じづらいこと」。
給料の安さよりも、こちらのほうが何倍もメンタルを削る - やりがいを感じづらい理由は4つ:
①任される業務が簡単な定型作業ばかり
②「壊れ物扱い」で挑戦の機会がない
③「やることがない」時間が苦痛
④キャリアパスが見えない - やりがいの喪失は、自己肯定感の低下→体調・メンタル不調へと直結する。
我慢の限界を超える前に動くことが大切 - 抜け出すための3つの選択肢:
①「仕事内容」を軸に障害者雇用を選び直す
②就労移行支援でキャリアを再設計
③在宅ワーク・副業・フリーランスで自分で仕事を作る
「やりがいがない」「必要とされていない気がする」。
その苦しみは、決して甘えでも気のせいでもありません。
働く人なら誰もが感じる、まっとうな悩みです。
そして何より、あなたに価値がないのではなく、その環境があなたの価値を引き出せていないだけです。
場所を変えれば、働き方を変えれば、あなたが輝ける場所は必ずあります。
過去の私は、限界まで我慢して心を壊しました。
だからこそ、同じ道を歩んでほしくない。
今日できる「一歩」は、こんな小さなことで十分です。
- 障害者雇用専門の転職エージェントやハローワークに無料登録して、情報収集する
- 社会福祉協議会や役所に行き、福祉就労について相談してみる
- お近くの就労移行支援を見学してみる
- 在宅ワーク・副業について調べてみる など
あなたの未来は、今日のたった一つの行動から変わり始めます。
私もまだ道の途中ですが、一緒に、自分らしい働き方を見つけていきましょう。
※この記事は、あくまで個人の体験に基づくものです。各種支援制度の詳細や最新情報は、お住まいの自治体・ハローワーク・社会福祉協議会などにご確認ください。
