就労継続支援B型を1年間で辞めた4つの理由【体験談】

emi

「就労継続支援B型、このまま続けていていいのかな…」
「工賃が低すぎて、将来が不安…」
「辞めたいけど、辞めた後どうすればいいんだろう…」

そんなふうに、ひとりで悩んでいませんか?

私は就労継続支援B型を約1年間利用しましたが、現在は利用していません。

辞めた理由は、

  1. 同じような作業の繰り返しで飽きてしまった
  2. 工賃が低かった
  3. 将来への不安が大きくなった
  4. よりやりたいことが見つかった

の4つです。

また、この記事は、以下のような人に向けて書きました。

  • これからB型の利用を検討している方
  • B型を利用中で「辞めようかな」と迷っている方
  • B型を辞めた後の働き方を知りたい方

記事を読み終えるころには、「自分はB型を続けるべきか、辞めるべきか」を判断するための材料と、辞めた後の働き方の選択肢がわかります。

B型は多くの人にとって役立つ制度です。
だからこそ、「合わない」と感じる自分を責めてしまう方もいるかもしれません。

でも、向き・不向きは人それぞれ。
合わないのは、私たちのせいではありません。

実際に1年間利用した私のリアルな体験談を、正直にお伝えします。

まずは就労継続支援B型について簡単に紹介

就労継続支援B型は、一般企業や就労継続支援A型事業所で働くことが難しい人が利用できる福祉サービスです。

ただ、全員が無料で使えるサービスではありません。

障害福祉サービスの自己負担は、所得に応じて次の4区分の負担上限月額が設定され、ひと月に利用したサービス量にかかわらず、それ以上の負担は生じません。

区分世帯の収入状況負担上限月額
生活保護生活保護受給世帯0円
低所得市町村民税非課税世帯(注1)0円
一般1市町村民税課税世帯(所得割16万円(注2)未満)
※入所施設利用者(20歳以上)、グループホーム利用者を除きます(注3)。
9,300円
一般2上記以外37,200円

(注1)3人世帯で障害者基礎年金1級受給の場合、収入が概ね300万円以下の世帯が対象となります。
(注2)収入が概ね670万円以下の世帯が対象になります。
(注3)入所施設利用者(20歳以上)、グループホーム利用者は、市町村民税課税世帯の場合、「一般2」となります。

引用:【厚生労働省 障害者の利用者負担】https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/shougaishahukushi/service/hutan1.html

上記の表を見てわかるように、課税世帯の方は、利用料金がかかります。

事業所により工賃が変わってきますが、場合によっては、工賃よりも福祉サービスの自己負担額の方が上回ってしまいます。

また作業内容ですが、事業所により様々です。

私が利用していた事業所では、

  • 事務仕事(簡単なリスト作成)
  • 指示されたYouTubeを見て、感想を提出するという作

などを行い、基本在宅で作業をしていました。(初めの数回は通所)

飲み物を飲みながらパソコン作業をしている女性のイラスト

本来は午前と午後は同じ作業なのですが、私は同じ作業をしていると飽きて集中力が続かないため、作業内容を2つ用意してもらっていました。

このように体調や障害特性に合わせて働けるため、無理なく社会参加しやすい仕組みになっています。

そのため、働く練習をしたい人には心強い制度だと感じました。

就労継続支援B型を辞めた理由とは?

就労継続支援B型事業所は、ただ作業をするだけでなく、作業面や生活面などで困りごとがあると職員の方に相談もでき、一緒にどうしたらいいか考えてくれます。

しかし、そういった面では良くても、私は1年間で事業所を辞めてしまいました。

辞めた理由は、以下の3つです。

  1. 同じ作業の繰り返しで飽きてしまった
  2. 工賃が低かった
  3. 将来の金銭面が不安だった
  4. よりやりたいことが見つかった

では、詳しく見ていきましょう。

【就労継続支援B型を辞めた理由①】同じ作業の繰り返しで飽きてしまった

私が辞めた理由の一つは、仕事が単調だったことです。

作業内容は、先ほどお伝えした2つの作業だけ。
それを毎回繰り返していました。

最初は新鮮でしたが、半年を過ぎるとマンネリを感じるようになりました。

私は発達障害の特性で、同じような作業を続けていると飽きてしまい、気力が出なくなってしまいます。

そのため、同じ作業を続けることに物足りなさを感じていました。

悩んでいる女性のイラスト

人によっては安心して働ける環境ですが、私には合わなかったようです。

【就労継続支援B型を辞めた理由② 】工賃が低かった

そして、私が就労継続支援B型を辞めたいと思った1番の理由は、工賃の低さです。

私の場合は週3日程度利用していましたが、交通費を差し引くと月8,000円ほどでした。

ちなみに、参考にですが…

私が就労継続支援B型に通っていた時の工賃の月平均は、17,031円です。
(工賃、賃金、給与、手当、賞与その他名称を問わず、事業者が利用者に支払うすべてのもの)

引用:【厚生労働省 令和4年度工賃(賃金)の実績について】https://www.mhlw.go.jp/content/12200000/001220331.pdf

もちろん工賃が目的の制度ではありません。

しかし、いくら結婚して旦那と2人暮らしだからと言っても、将来の生活を考えると、この金額だけで生活するのは難しいと感じました。

emi
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専業主婦にはなりたくなかったし、旦那におんぶに抱っこではいけないと思ったからです。

徐々に別の働き方も考えるようになりました。

【就労継続支援B型を辞めた理由③④】将来の金銭面が不安だった/よりやりたいことが見つかった

将来への不安も大きな理由でした。

このままB型を続けた場合、

  • 収入はどうなるのか
  • 老後はどうなるのか
  • もっと自分に合う仕事はないのか

と色々と不安が出てきました。

ちなみに、当時の収入面に関しては、工賃の他に障害年金(障害基礎年金2級)があるので、今の生活では困っていませんでした。(家に少しだけお金を入れていますが、家賃などのお金は旦那が出してくれているからです)

しかし、まだ30代。
やりたいことや欲しいものだってありますし、将来のことを考え、自分の貯金はしっかり貯めなくては!と考えていました。

お金のイラスト

そして、在宅でできる作業をこなしてきたことから、自分で仕事を始めてみようと思うようになりました。

就労継続支援B型事業所で、工賃が増えることは難しいですし…(泣)

就労継続支援B型事業所を辞めた後に私が挑戦したこと

B型を辞めた後は、自分に合う働き方を探しました。

旦那が資産形成をサポートするオンラインコミュニティである「リベシティ」の会員だったこともあり、私も在宅でできる仕事について理解を深めることができました。

旦那に、

夫

とりあえず、気になった在宅での仕事を色々試してみたら?

と言われ、主婦業(家事)をしながら色々試してみました。

実際に挑戦したのは、

  • ブログ
  • アパレルせどり
  • Webライター(辞めたわけではなく、保留中)
  • ブログに戻る(現在)

です。

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どれも簡単ではありませんでしたが、自宅でできる点は私に合っていました。

今振り返ると、B型での経験も無駄ではなかったと思っています。

就労継続支援B型はどんな人に向いている?

ここまで読んできたけど、結局、就労継続支援B型はどんな人に向いているんだろう?と思っている方も多いと思います。

そこで、就労継続支援B型が向いている人と向いていない人をまとめてみました。

就労継続支援B型が向いている人

向いている人は以下のような人です。

  • 生活リズムを整えたい
  • 外出習慣をつけたい
  • 一般就労や就労継続支援A型の前段階として利用したい
  • まずは無理なく働きたい(障害特性を配慮してもらいながら、働きたい)

工賃よりも、上記のようなニーズがある人なら就労継続支援B型から始めるといいでしょう!

パソコン作業をしている女性のイラスト

就労継続支援B型が向いていない人

向いていない人は以下のような人です。

  • 収入を重視したい
  • 単純作業が苦手
emi
emi

まさに、私です!(笑)

やはり生きていく中で、お金は必要ですよね。

就労継続支援B型はA型と違い、最低賃金ではなく、工賃
そのため、やはりもらえる金額が少ない上に、今後も工賃が増える可能性は低いです。

収入を重視する人なら、就労継続支援B型よりも他の働き方の方が向いているでしょう!

また、作業内容は事業所により様々なので、見学などに行き、自分に合う事業所を探してみることをおすすめします。

まとめ

私は就労継続支援B型を約1年間利用しましたが、

  • 同じ作業の繰り返しで飽きてしまった
  • 工賃が低かった
  • 今は良くても、将来への不安があった
  • よりやりたいことが見つかった

という理由で辞めました。

ただし、生活リズムを整えたり、働く練習をしたりする場としては大きな意味があったと感じています。

向き・不向きは人それぞれです。
「合わない」と感じたなら、それはあなたの新しい一歩のサインかもしれません。

この記事が、B型を続けるか悩んでいる方、これから利用を検討している方の参考になれば幸いです。


※この記事は、あくまで個人の体験に基づくものです。
各種支援制度の詳細や最新情報は、お住まいの自治体・ハローワーク・社会福祉協議会などにご確認ください。

ABOUT ME
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ADHD主婦ブロガー
ADHD×ASD・うつ病当事者の30代主婦。27歳でWAIS-IVにより発達障害と診断。障害者雇用・就労移行支援など7回の転職を経て、現在はブログとフリーランスで活動中。当事者目線での節約・暮らしの工夫を発信しています。
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