【発達障害・うつ病】仕事がつらい時の選択肢4選|就労支援の体験談
「仕事に行くのがつらい」「頑張っているのに、仕事が続かない」と悩んでいませんか?
発達障害やうつ病があると、仕事内容や職場環境が合わず、働くこと自体が負担になってしまうことがあります。
私自身、これまで障害者雇用・就労移行支援・就労継続支援B型を経験しました。
この記事では、
発達障害やうつ病で、仕事がつらいときに検討したい4つの選択肢を紹介します。
それぞれの特徴だけでなく、実際に利用した私が感じたメリット・デメリットや、「どんな人に向いているのか」までお話ししていきます!
「このまま働き続けるのは難しいかも」と感じている方が、自分に合った働き方を考えるきっかけになれば幸いです。
発達障害やうつ病で仕事がつらいときに考えたい4つの選択肢
「一般就労が難しい」と感じた時、選択肢は一つではありません。
代表的なものとして、次の4つがあります。
| 特徴 | どんな人に向いているか | |
| ①障害者雇用 | 障害への配慮を受けながら、一般企業で働く | 配慮の下で、フルタイムで働き、しっかり収入を得たい人 |
| ②就労移行支援 | 就職に向けて訓練・準備をする | 体調や働き方を整えてから、就職したい人(原則18歳〜65歳未満が対象) |
| ③就労継続支援A型 | 事業所と雇用契約を結んで働く | 一般就労は難しいが、支援を受けながら働きたい人 (原則18歳〜65歳未満が対象) |
| ④就労継続支援B型 | 事業所と雇用契約を結ばない 比較的柔軟なペースで作業する | まずは無理のないペースで働きたい人(原則18歳以上〜) |
※利用条件や障害者手帳の要否などは、自治体や事業所によって異なる場合があります。
実際に利用する際は、自治体や事業所に確認してください。
※就労継続支援A型、B型の平均賃金(工賃)は、それぞれ月額91,451円、24,141円(令和6年度)
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/content/12200000/001637154.pdf)

ここで大切なのは、「障害者雇用が一番」「就労継続支援A型が一番」と内容だけを見て、順位をつけることではありません。
今の体調や生活状況によって、合う選択肢が変わるからです。
あなたの状況は、どの選択肢に近い?
「4つの選択肢があるのは分かったけど、結局どれを選べばいいの?」そう思いますよね。
そこで、かなりざっくりですが、次のように考えてみてください。
一般企業で、仕事を探したいなら「障害者雇用」
現在ある程度働ける状態で、「障害への配慮を受けながら仕事を探したい」という方は、障害者雇用を検討できます。
障害者雇用では、仕事内容や勤務時間、通院などについて、必要な配慮を相談できる場合があります。

ただし、「障害者雇用だから必ず働きやすい」とは限りません。
私自身、障害者雇用で働いた経験があります。
配慮はある程度してもらえたものの、仕事が雑用ばかりだったり、仕事がない時もあり…、自分の存在の意味がわからなくなり、続けることができませんでした。
詳しくは、こちらの記事に書いています👇

働く前に体調や生活リズムを整えたいなら「就労移行支援」
- 働きたい気持ちはあるけれど、いきなり就職するのは不安
- まずは生活リズムを整えたい
- 自分に合う仕事や働き方を考えたい
そんな場合は、就労移行支援が選択肢になります。
就労移行支援では、就職に必要な知識やスキルを身につけたり、働くための準備をしたりします。
私自身も、就労移行支援に約2年間通いました。
詳しくは、こちらの記事に書いています👇

まずは無理のないペースで働きたいなら「就労継続支援A型・B型」
「一般就労はまだ難しい」
「いきなりフルタイムで働く自信がない」
という場合は、就労継続支援A型・B型も選択肢になります。
就労継続支援A型とB型では、雇用契約の有無や働き方などに違いがあります。
私が経験したのは就労継続支援B型です。

週3日ほどの作業。
初めの期間は通所していましたが、ある程度経ってからは、在宅を中心に作業していました。

「自分にはどれが合うのか分からない」という場合は、最初から一つに決めなくても大丈夫です。
相談や見学をしてから決めることもできます。
専門の人の客観的なアドバイスをもらうことで、あなたに本当に必要な「次の一歩」が見えてきますよ!(※この後、相談先も紹介しています)
【体験談】発達障害とうつ病のある私が経験した、3つの選択肢
私はこれまで、
- 障害者雇用
- 就労移行支援
- 就労継続支援B型
の3つを経験しました。
まずは私の場合、どのくらい続いたのかなどの内容を簡単にまとめました。
| 期間 | 手元に入ったお金 | 私が感じたこと | |
|---|---|---|---|
| 障害者雇用(事務) | 約8ヶ月 | 給料(最低賃金) | 仕事内容が雑用ばかりだったり、仕事がない時もあり、「ここにいる意味あるのかな」と思ってしまった |
| 就労移行支援 | 約2年 | なし(訓練なので) | 訓練自体に問題はなく、2年間続けたが、体調などが整わず、就職に結び付かなかった |
| 就労継続支援B型 | 約1年 | 月5,000~8,000円 (交通費を引いた額や在宅期間でも体調不良などで休んでいた) | 工賃の低さと、将来への不安 |
詳細は先ほど紹介した、過去の記事に書いてありますので、そちらをご覧ください!
福祉就労や福祉サービスを経験してわかった「働き方選び」で一番大切なこと
ここまで読むと、「結局、就職へ繋がっていないじゃないか!」や「単なる失敗談ではないか!」、そう思われるかもしれません。
でも、私はこの経験をしてよかったと思っています。
なぜなら、自分がどんな働き方なら続けられるのかを考える材料になったからです。

私が失敗したのは、選択肢を選び間違えたからではありません。
「自分が週に何日動けるのか」を十分に分からないまま、選択肢の内容だけで選んでいたからです。
だから、これから働き方を選ぶ方には、「選択肢」より先に「自分」を見ることをおすすめします。
まず「週に何日動けるか」を考える
例えば、
- 「週5日なら働ける」
- 「週3日なら何とかできる」
- 「週2日でも体調によっては難しい」
この3つでは、選択肢が変わってきます。
私の場合、最初から「週4〜5日安定して働くのは難しい」と分かっていたら、もっと違う選択をしていたかもしれません。
制度に自分を合わせるのではなく、「今の自分に合う制度はどれか」という順番で考えることが大切です。
自分に合う就労支援が分からないなら、相談してみる
ここまで読んでも、「結局、自分はどれなの?」と思うかもしれません。
最初から一人で決めなくても、大丈夫です。
相談できる場所には、例えば次のようなところがあります。
- ハローワーク
- 自治体の相談窓口
- 障害者就業・生活支援センター
- 発達障害者支援センター
- 就労移行支援事業所
- 就労継続支援A型・B型
「就職するかどうか」まで決めてから相談する必要はありません。
「今の自分には、どんな働き方が合うのか知りたい」という段階で相談してもいいのです。

一人で求人サイトを眺めながら悩み続けるより、第三者に相談することで、自分では気づかなかった選択肢が見つかることもあります。
「発達障害やうつ病専門の就労移行支援」という選択肢もある
どれを選ぶかより先に、今の自分がどこに当てはまるかを、人に見てもらうほうが早いです。
私が通った就労移行支援は、atGPジョブトレではありません。
地域にあった、一般的な事業所です。
だから「atGPジョブトレなら就職できる」などとは言えません。
ただ別の事業所ですが、2年間通った側として、思うことが一つあります。
私が受けていた講義は、色々な精神疾患を持つ人が同じ教室で、同じ内容を受けるものでした。
- 認知の歪み
- 障害受容
- 社会人のマナーなど
どれも大事な話です。
しかし、「体調の波があって、週5では通えない」という私の一番の問題に、まっすぐ向き合うカリキュラムではありませんでした。
atGPジョブトレは、発達障害コース・うつ症状コースというように、症状ごとに分かれています。
同じ困りごとの人だけが集まる場所です。
もし当時の私が、そういう場所があると知っていたら、少なくとも、見に行ってから決めることはできたはずです。
私がatGPジョブトレを知ったのは、他の就労移行支援に二年間通った後だったので、こちらを利用することができませんでした。
だからこそ、場所は選んでから通ってほしいです。
👉 発達障害専門のトレーニングだから働き続ける力が身につく【atGPジョブトレ 発達障害コース】配慮を受けながら、働けそうなら「障害者専用の転職エージェント」
私自身は、7回転職しましたが、障害者専門の転職エージェントを使ったことがありません。
毎回、自分の苦手を自分の言葉で説明して、そのたびに体力も気力も削られていました。
あのころ知らなかったのは、苦手を代わりに企業へ伝えてくれる人がいるということでした。
相談は無料ですし、登録したからといって働かなければいけないわけでもありません。
「そういう窓口もある」くらいの気持ちで、置いていきますね!
【まとめ】仕事がつらいなら、自分に合う働き方を探していい
では最後に、この記事のポイントをまとめます。
- 発達障害やうつ病で仕事がつらいとき、障害者雇用・就労移行支援・就労継続支援A型・B型などの選択肢がある
- どの制度が合うかは、今の体調や週に何日働けるかによって変わる
- 私自身、3つの働き方や福祉サービスを経験して、「制度より自分に合うか」を考えることが大切だと分かった
- 一人で決めず、相談や見学をしてから選んでもいい
私の場合、就労移行支援に約2年間通っても、週4〜5日安定して働くことができませんでした。
その経験から、「私は週4〜5日安定して働くのは難しい」と分かったことが、今の働き方(ブログでフリーランスを目指す)を考えるきっかけになりました。
もし今、仕事がつらいなら、無理して今の働き方を続けなくても大丈夫です。
まずは、「私は週に何日なら無理なく働ける?」と考えてみてください。
100点の働き方を目指すのではなく、自分が無理なく続けられる働き方を探すことも大切です。
この記事が、自分に合った働き方を考えるきっかけになれば嬉しいです。
※この記事は、あくまで個人の体験に基づくものです。
各種支援制度の詳細や最新情報は、お住まいの自治体・ハローワーク・社会福祉協議会などにご確認ください。
にほんブログ村
にほんブログ村
