【気象病】低気圧で体調不良…7回転職した私が見つけた働き方
「今日も朝から頭痛がする。でも、熱があるわけじゃないし…」
「低気圧で体調不良だから仕事を休むなんて、甘えなのかな」
雨の日や低気圧になると、頭痛やだるさ、気分の落ち込みなどに悩んでいませんか?
私も以前は、体調不良で仕事を休んだり、遅刻・早退をくり返したりしていました。
7回転職しても続かず、「どうして私は普通に働けないんだろう」と自分を責めていたんです。
そんな私が「気象病」という言葉を知ったことで、
- 不調の原因を知り、自分を責めすぎないこと
- 体調に合わせて、予定や働き方を変えること
を意識できるようになりました。
この記事では、私の体験をもとに
- 低気圧による、体調不良との付き合い方
- 体調の波があっても、続けやすい働き方
について紹介します。
「天気が悪かったり、気圧の変動で仕事を休んでしまう自分はダメなのかな」と悩んでいる方の、少しでもヒントになれば嬉しいです!
💡 気象病の原因や対処法をもっと知りたい方には、天気痛外来のお医者さんが書いたこちらの本がおすすめです。
![]() |
気象病は「頑張って治す」より「先に知って予定を減らす」
低気圧による体調不良は無理に頑張って、乗り切るよりも、不調になりやすいタイミングを知って、先に予定を減らすことが大切だと私は感じています。
これは、私が通っている内科の先生から言われたことでもあります。
「酔い止めなどを出す先生もいるけど、気象病はどう付き合っていくかの方が大事だよ」
最初は、「その付き合い方がわからないんです…!」と心の中で叫びました(笑)
しかし、気象病について知り、自分の体調と気圧の変化を意識するようになってから、少しずつ「今日は無理をしないほうがいい」と判断できるようになりました。
たとえば、低気圧で体調不良になりそうな日は、
- 夕飯をお惣菜にする
- 掃除を後回しにする
- 外出の予定を減らす
- (仕事などの)作業量を減らす
など、あらかじめ「やらないこと」を決めています。

そして、もう一つ大切だと感じているのが働き方そのものを見直すことです。
体調に波がある人にとっては、仕事の内容だけでなく、「毎日決まった時間に、決まった場所へ行く」という働き方自体が負担になることがあります。
私自身、何度も転職をくり返して、そのことに気づきました。
私が「天気のせい」と知るまで
理由のわからない不調で、休む・遅刻・早退をくり返していた
私はこれまで7回転職をしています。
一般就労で働いたこともあれば、障害者雇用や就労移行支援、就労継続支援B型を利用したこともあります。
それでも、どこにいても体調を崩して休むことがありました。
がんばって遅刻して行く日もあれば、途中で体調が悪くなって早退する日も…。

そして、就労移行支援には2年間通いましたが、最後まで週3〜4日程度しか通えませんでした。
体も気分も、なぜか急に落ちてしまう。
当時の私は、その不調をすべて「うつ病のせい」だと思っていました。
でも、原因がわからない体調不良が続くと、
- 「また休んでしまった」
- 「どうして私は普通に働けないんだろう」
- 「自分はダメな人間なんじゃないか」
と、自分を責める方向に考えてしまいます。
今振り返ると、これがかなりつらかったです。
30歳ごろ、内科の先生に教えてもらった
気象病を知ったのは、30歳ごろです。
就労継続支援B型を利用している途中でした。
私は子どものころから頭痛持ちで、頭痛外来のある内科に通っていました。
そこで先生に、「天気が悪い時や気圧の変化などで体調を崩す人がいる」と教えてもらったんです。
それまでの「謎の不調」に、はじめて名前がついた瞬間です。

知ってからも、休む連絡は「体調不良」のままだった
気象病を知ってからも、就労継続支援B型への伝え方は変わりませんでした。(B型の途中から、面談で気象病のことも話すようになりました)
それでも休む時の連絡は、「体調不良です」「気分の不調です」のまま。
もし「気象病で休みます」と言いにくいなら、それで大丈夫です。
「体調不良」は、ウソでも言い訳でもありません。
原因がわかると、なぜ楽になるのか
ウェザーニューズが約2万人に行った「天気痛調査2023」という調査があります。
約7割の人が、天気による痛みを「持っている」「持っている気がする」と答えていました。
そして6割以上が、少しでも休む必要があると回答しています。
天気で体調が崩れるのは、珍しいことではないんです。
参考文献:【日本最大級の人事ポータHRpro】https://www.hrpro.co.jp/trend_news.php?news_no=2217
そのうえで、私が楽になった理由は3つあります。
① 「またうつが悪化した」と落ち込まなくて済む
一番大きいのはこれです。
今は「頭痛ーる」というアプリで、気圧の予報も見ています。
不調の日にアプリを開いて、気圧が原因だとわかると、ソワソワしなくなりました。

理由がわかる不調は、怖くありません。
「私がダメになったわけじゃない。天気のせいだ」と思えるだけで、ずいぶん違います。
理由を知って楽になる、という意味では、1冊の本にも助けられました。
天気痛外来のお医者さんが書いた本で、天気で調子が悪くなる原因と対処法が、具体的に書かれています。
わからなかったことが解決すると、それだけで気持ちが楽になりますよ。
👉 『「天気が悪いと調子が悪い」を自分で治す本』をAmazonで見る
② 前もって「やらないこと」を決められる
とはいえ、アプリの予報はあくまで参考程度。
一番の目安は、その日の自分の体調と気分です。
予報と体の感じを合わせて見ると、先回りができます。
たとえば先日、アプリの表示が前の日から「やや注意」のまま。
なのでその日は夕飯を作るのをやめて、お惣菜の鶏天に頼りました。
サラダだけ用意して、そうめんは夫が茹でてくれることに。
案の定、夕方には頭痛と無気力でつらくなりました。
でも夕飯はもう決まっていたので、そこで悩まずに済んだのです。

動けなくなってから休むより、動けるうちに予定を減らすほうが、ずっと楽です。
③ 先生に「天気で悪くなる」と相談できる
原因の検討がつくと、病院での相談も具体的になります。
私は今も内科に通って、相談しながら薬をもらっています。
もらっている薬は、
- 頭痛薬(頓服)
- 胃薬(心療内科の薬を合わせると、飲む薬の量が多くなるので…)
- アレルギー系の薬(気管支ぜんそくなどがあるため)
- 筋肉のかたまりをほぐす薬
- 「五苓散」という漢方(こちらは今、心療内科で出してもらっています)
困っている症状を先生に相談し、症状に合った薬を出してもらっています。
(身体症状は基本内科での相談ですが、気分の不調は心療内科でも相談しています)
💡 合う薬は人によって違います。
ここに書いたのは、あくまで私の場合。
自己判断でマネせず、かかりつけの先生に相談してみてくださいね。
今日からできること3つ
「気象病かもしれない」と思ったら、まずはこの3つから!
全部やらなくて大丈夫です。
- 気圧のアプリを入れて、不調の日と見比べる
- 通院の時に「天気や気圧の変動で体調が悪くなる気がする」と伝えてみる(内科の通院がない人は内科に行き、相談してみましょう!)
- しんどい日の「やらないこと」を先に決めておく
では、詳しくみていきましょう。
1. 気圧のアプリを入れて、不調の日と見比べる
私が使っている気圧の変動が見れるアプリは、「頭痛ーる」です。
(頭痛ーる URL:https://zutool.jp/)
不調の日にアプリを開いて、気圧のグラフと見くらべるだけでOK。

毎日細かく記録する必要はありません。
- 頭が痛い日に気圧が下がっていた
- 雨の日はだるくなりやすい
など自分の傾向がなんとなくわかれば十分です。
ただし、予報が外れることもあります。
「気圧が低い=必ず体調が悪くなる」と決めつけず、自分の体調とセットで見るのがおすすめです。

私の場合、高確率で体調や気分の不調がある時は、気圧の変動が大きい時ですね。
2. 通院の時に「天気や気圧の変動などで体調が悪くなる気がする」と伝えてみる
私も、先生に教えてもらうまで気象病を知りませんでした。
先ほどの気圧アプリをダウンロードし、どんな不調があるか先生に話すことで、対処の相談ができるようになります。
- 雨の日になると、頭が痛い
- 低気圧になると、体がだるい
- 天気が悪いと、気分まで落ち込む
など思い当たることがあれば、通院時に伝えてみてください。

もしできそうなら、スマホのメモに症状や天気を書いておくと、忘れず先生に話すことができますよ!
3. しんどい日の「やらないこと」を先に決めておく
- 夕飯は自炊しない
- 掃除は明日でいい
- 人と会う予定は入れない
など、やることだけでなく、やらないことを先に決めておきましょう!
「体調が悪くなったら考える」のではなく、体調が悪くなった時に困らないよう、先に手を抜く方法を決めておく。
私はこれで、かなり気持ちが楽になりました。

今までの私の経験上、無理をすると症状が余計に悪化してつらくなりますよ!
💡 もっとくわしく知りたい方へ
最初に「その付き合い方がわからないんです…!」と書きましたが、同じように感じた方に読んでほしい1冊です。
天気で調子が悪くなる原因と、自分でできる対処法を、天気痛外来のお医者さんが具体的に教えてくれます。
題名は「自分で治す本」ですが、がんばって治すというより、自分の体のクセを知るための本として読むのがちょうどいいと思います。
対処法が具体的なぶん、全部やろうとすると疲れてしまうかも。気になったものを1つ試すくらいで十分ですよ。
それでも仕事が続かないなら、どうすればいいか?
「働き方の形」を見直してみる
ここまで対策しても、仕事が続かないことはあります。
7回転職した経験を振り返ってみると、私にとって負担が大きかったのは、仕事の内容だけではありませんでした。
「決められた時間に、決められた場所へ毎日行く」という働き方そのものが合っていなかったのです。
- 天気や気圧の変動などによって体調が変化する
- うつ病や発達障害(ADHDとASD)があり、体調や気分に波がある
そんな私にとって、毎日同じように動くことは簡単ではありませんでした。
就労移行支援に2年間通ったことで、「私は週5日、安定して働くのは難しい」という自分の特性にも気づきました。
現在は家でブログを書いたり、家事をしているため、体調や気分がすぐれない日は作業量を減らせています。

もちろん、在宅で働けば誰でもうまくいくわけではありません。
でも、ここで私が伝えたいのは、「仕事を続けられないなら、自分を無理に変える」だけが答えではないということです。
仕事を選ぶ時は、仕事内容だけでなく、「自分は週に何日なら無理なく動けるのか」という視点から考えてみてもいいと思います。
体調の波がある人には、働き方の選択肢がある
うつ病や発達障害などがあり、体調の波によって仕事が続かない場合には、障害者雇用や就労移行支援、就労継続支援B型など、さまざまな選択肢があります。
- 障害者雇用
- 就労移行支援(サービス)
- 就労継続支援A型
- 就労継続支援B型
私は実際に、障害者雇用・就労移行支援・就労継続支援B型の3つを経験しました。
もちろん、それぞれに向き・不向きがあります。
私自身も、利用してみて「ここは合わない」と感じたものがありました。
だからこそ、体調が安定しないからといって、「自分は働けない」と決めつけるのではなく、「今の自分は、どんな働き方なら続けられるのか」を考えてみてほしいです。
私が3つの働き方やサービスを実際に経験して感じた違いや、どんな人に向いていると思ったのかは、こちらの記事で詳しくまとめています。
👉 【発達障害・うつ病】仕事がつらい時の選択肢4選|就労支援の体験談
【まとめ】天気や気圧の変動などで休んでしまうのは、あなたが弱いからではありません
最後にポイントをまとめます。
- 気象病は、無理にがんばって乗り切るより「先に知って、予定を減らす」
- 低気圧で体調不良になることを知ると、「全部自分のせい」と責めにくくなる
- 休む時の連絡は「体調不良」でも大丈夫
- 気圧アプリは、予報と自分の体調を見くらべるために使う
- しんどい日の「やらないこと」を先に決めておく
- 仕事が続かない時は、仕事内容だけでなく「働き方の形」も見直す
- 自分が週に何日動けるのかを基準に、働き方を考えてみる
何度も転職して、仕事を休んで、遅刻して、早退して…。
私はそのたびに、「どうして普通に働けないんだろう」と自分を責めてきました。
でも今は、少しずつ自分の体調の波を見ながら、予定を決められるようになりました。
気圧の予報も参考にしながら、
- 「今日は無理をしないほうがいい」
- 「今日はこれだけできれば十分」
と考えられるようになったんです。
天気や気圧は変えられません。
でも、天気や体調に合わせて、自分の予定や働き方を変えることはできます。
まずは気圧アプリを入れて、自分の体調と見くらべるところから始めてみてください。
そして、もし「体調の波があって、今の仕事が続かない」と悩んでいるなら、仕事そのものではなく、働き方の形が自分に合っているかも一度考えてみてください。
【合わせて読みたい】
👉 【就労移行支援は意味ない⁉︎】2年間通った私が今、伝えたいこと
👉 7回転職した発達障害とうつ病の私 ブログ×フリーランスで目指す自立
※この記事は、あくまで個人の体験に基づくものです。
各種支援制度の詳細や最新情報は、お住まいの自治体・ハローワーク・社会福祉協議会などにご確認ください。
にほんブログ村
にほんブログ村


